短いとは?/ ノーローン
[ 329] 思っているよりもずっとずっと人生は短い。
[引用サイト] http://d.hatena.ne.jp/takahashim/
コミットし忘れているファイルはありません。自分が作業コピーに加えた修正は、リポジトリに反映されています。 一般に複数人で開発しているときには、リポジトリに対して誰かが修正をコミットしているかもしれません。リポジトリに対して行われた修正を自分の作業コピーに取り込みましょう。 この練習ではリポジトリにコミットしているのは自分だけですから、他の誰かがリポジトリを更新しているはずはありません。ですから、単に現在のリビジョン番号が表示されてgit pullの実行は終わります。 新しいディレクトリも、ファイルと同じように作成してから追加します。Subversionのように、同時に追加するコマンドはなさそうです。というか、そもそもディレクトリ単位の管理はなさそうで、空のディレクトリを追加することはできないようです。 ckwはオリジナルがダウンロードできなくなっているらしいのですが、改造版がダウンロードできるそうです。素晴らしいです。 次に、先ほど作った中心となるリポジトリではなく、今作ったカレントディレクトリのレポジトリにコミットします。 作業コピーに加えた修正は、コミットして、さらにpushしてはじめて中心のリポジトリに反映されます。コミットするときには、-mオプションで修正内容を書きます。 いやいや、本自体ならもっとありますよ! というわけでまとめてご紹介。だいたい発売日順。最後は宣伝です。 某レシピ本と同じ出版社の本。企画自体は某レシピ本の方が早かったのに、出版はこちらの方が早かったんですよね……と嘆かれて肩身の狭い思いをしたのは秘密。 この本は前にも紹介しましたが、やはりある意味すごい著者によるすごい本だと思います。なんというか、ある意味artonさんが一番恐れなければいけないRails本著者は清水美樹だと確信しています。artonさんの言葉が届かない、本当に「初心者のひと」に声を届かせられるスキルを誰より持っているのは彼女です。いやほんとにさ。もちろんそれには代償もあって、清水さんなら10日かけて教えるところをartonさんなら2日で終えてしまいそうなわけではありますが。 私の方にも最初お話があったんですが、一番下の本もあったおかげで好きなことを言うだけ言ってあんまりお役に立てずにすみません。というわけで最終的にどんな本になったのかはまだ知りません。でもまあこれだけ豪華執筆陣なら大きな間違いはないでしょう。期待してます。 こちらも内容はまだ不明ですが、大場さんなら安心して読めるんじゃないでしょうか。手堅そうな本。本が大きい分、ソースコードを載せたりするのにも余裕があるんじゃないでしょうか。早く読みたい。 そしてついに出ますですよ。たいへん長らくお待たせいたしました。諸橋さんと私で書いた、というより圧倒的に諸橋さんが書いた部分が多いものを私と編集者さんとで全力でいじった(私が書いた部分も諸橋さんと編集者さんとで叩いてもらった)本です。 それにつけても編集者の方やレビュアーのみなさまにはたいへんお世話になりました。無事に出ることになって何よりです。多謝。 『ひとめあなたに…』については何度か書いていますが、素子さんの私的ベストで、ということはすなわち私にとってはあらゆる小説の中でのベスト、です。素子さんの文体といい、怖さといい、テーマ設定といい、語り口といい、あらゆる良さが全力で詰め込まれていて、まったくもって無駄がない。 これがしばらく入手しづらい状況にあったのはいろいろ切ない気分でしたが、新しくなって何よりです。手を入れてしまっているのはちょっと怖いけど。大丈夫かなあ。いやいや大丈夫でしょう、素子さんなら。 旧文庫版の赤川次郎さんの解説が読めなくなってしまうのはざんねんですが、東さんならさらに素晴らしい解説を書いていただいてるんだと信じます。でも、赤川さんの解説も好きだったので、ちょっと引用。 大体、「天才」などと呼ばれるのは、死んでからでいいのじゃないかしら。せいぜい、老境に入り、その評価が定まってからで。 だから、僕も今のところ新井さんを「天才」とは呼ばない。しかし、たとえば五十年後に天才と呼ばれているのは誰か、という賭けをするとしたら、僕はこの人に賭ける。 たとえば、新井さんが三十歳、四十歳になったとき、こういう作品を書くとは思えない。もっともっと、構成とかバランスに気を配った書き方をするだろうから。 その意味で、『ひとめあなたに…』は、やはり二十歳という若さが生んだ作品なのだ。それが未熟さではなく、「八方破れの完成度」とでもいうしかない、みごとなバランスを達成しているところが凄い。 今まで分散レポジトリというのは、単に分散開発が可能なだけかと思っていたんですが、どうもぜんぜん違うように捕らえたほうが良いような気がします。むしろ、すべてがtrunkというか、すべてがbranchというか。それが、単に「そうすることも可能」というレベルではなく、「本当にtrunkだと解釈するべき」で、それに基づくソースコードの生態系を設計・活用していくと。 ちょうど、ジョージ・アレック・エフィンジャー『シュレーディンガーの子猫』での、行動を起こすこと・起こさないことによって、世界が無限に分岐=forkしていく感覚。一行コードを書き変える・書き加えるということはすなわちforkすること。その変更を加えなくても、「変更しなかったbranch」というひとつのbranchに過ぎない。いわばソースコード管理の多世界解釈をベースにしたツールなのだと思う。って、ほとんど意味不明ですが。 思ったより厚い本。じっくり読みたい。竹内郁雄氏による推薦のことばとか、久野先生+まつもとさんの対談もついててお買い得。 いや、まじめな話、清水さんは環境が変わればさらにちゃんとよい本が書けそうな人に思えるので、このシリーズ以外の体裁・装丁で出すとか、違う編集者の方と組まれるとかしてみてほしいなあと思います。ほんと。 文学少女最終話の上巻。遠子自身の、切ない物語が語られる。竹岡美穂さんによる表紙、遠子のアップもやるせなさが炸裂。 それにしても、次巻で本当に終わりなんですね……。物語の都合上、どうやっても幸せなハッピーエンドにはならないことが決まりきっているので、読みたいような読みたくないような。 『生徒会の一存』はこの前読んだんですが、期待以上に面白かったので、『生徒会の二心』も購入。いわゆる「部室もの」(青春物のバリエーションのひとつで、部室とかで延々だべるもの)の中では、外部での活動がぜんぜんないという意味で極北に位置するんですが、お約束っぽい会話をちゃんとお約束っぽく書く、というところで安心して読める程度にはできているので(……あんまりほめてないかも。でも、悪くはないです)。とりあえず期待。 |
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