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延期とは?/ レイク

[ 356] 発売延期のメカニズム
[引用サイト]  http://www.onyx.dti.ne.jp/sultan/colum099.html

何しろ、発売延期がなければ優秀とされる世界なのだ。ショップの担当者が上長を説き伏せ予算を取って待ち構えているところへ、突然発売延期の凶報が雪崩込む。1、2カ月の延期はざら、中には1年以上という大物まである。内部状況を知っている者ならば予測もつくし心の準備も出来るが、開発状況を知らない大半のユーザーにとっては、度重なる発売延期は「ええ加減にせえよ」以外のなにものでもない。
ゲームを遅延させる一番の原因は、原画ではない。シナリオである。シナリオはアドベンチャーゲームのすべての指示の源だからだ(コンシューマー世界と違ってエロゲーの大半はアドベンチャーゲームである)。
たとえば、字コンテや絵コンテというものがある。原画家にこういう絵を描いてくださいと頼む指示書である。文章で書いたのが字コンテで、絵が書いたのが絵コンテだ。
さて、 字コンテや絵コンテは、シナリオライターの仕事である。通常シナリオが上がってから書くのが理想なのだが、現実はそうはいかない。開発期間やシナリオライター本人の筆の速さの問題もあって、シナリオがあがる前に字コンテを発注しなければならなくなるのがパターンである。
そういう場合は応急処置になる。 取り敢えず、現在出来上がっているまでのところで字コンテを出してしまうのだ。そして原画家が発注分を書き上げるまでの間にシナリオを全部書いてしまおうとするのだが、これがたいてい完成しない。
かくして字コンテとシナリオのいたちごっこが繰り広げられることになる。字コンテをあげて、シナリオを書いて、でも進まない。進まないうちに原画家さんからの督促。「もう書いちゃいました」。ぐはあ。早く書かねば。でも、シナリオは進んでいない。進んでいない以上は字コンテを発注できない。いな、無理矢理ならばまだシナリオを書いていないところでも字コンテを出そうと思えば出せるのだけれど、あとで矛盾が起きるのは怖いし、書き手としてそういうことはしたくない。とにかく早く書かねば。そう思っているうちに日にちはすぎてゆく。かくして、やっとシナリオがあがってすべての字コンテを出し終わってカレンダーを見れば、デッドラインを越えている。どんな筆の速い原画家でも日程どおりにあげるのは無理だ。いな、あげたとしても、今度はCGが追いつかない。
──また、次のようなパターンで発売延期になることもある。当初の開発期間では絶対無理なカット数をシナリオライターが原画家に注文した場合だ。シナリオライターが期日を読めぬ糞であると、こういうことがある。
日程管理というのは、原画が何枚で、CGが自社で一日何枚あがって、原画とシナリオがいつ全部あがって、プログラムがどれくらいかかって……というのを、電卓を使って厳密に計算し、毎日毎日進捗状況を確認し、遅延がないように指示していく仕事のことだ。
だが、ディレクターが糞であると、厳密な計算をせず「何月何日までに出したい」と「希望日程」で発売日を告知してしまう。希望日程は現実の開発日程とは合わないので、当然ずれる。ずれは開発が進むごとに広がり、そのたびに発売日が延期される。
しかし、そうではない原画家もいるらしい。原画家さんが期日を守れない人である場合、いくら字コンテがあがっていても肝心の原画自体が上がってこないためCGスタッフが作業できない。CGがないのではゲームはマスターアップできない。結果、発売延期となってしまう。
途中過程では何も見ていないくせに、土壇場のマスターアップ間近になって初めてチェック、「違う! こうしろ! ああしろ!」と騒ぎだす社長がいるらしい。社長なのでどうしても至上命令になってしまう。結果、発売日が延期されてしまう。管理能力も器もない社長にかぎって、こういうちゃぶ台返しをする。まるで赤子と変わらない。
発売延期をすればユーザーの期待度が高まりソフトが売れるという考えがあると聞く。一見説得力のあるような意見だが、発売延期に伴うソフトハウスの固定費の増加を考えると、そうは言えまい。1カ月延期すれば100万単位で金が飛んで行く世界なのだ。発売延期をしてユーザーの期待値をつり上げても、結局はマイナスに終わることの方が圧倒的に多いのである。
発売延期は、ユーザーにとっては期待への裏切り行為である。それだけに発売延期をくり返されると、何度も期待させられて何度も裏切られた分だけ、怒りは爆発的に増大する。その怒りはまったくもって正当である。しかし、だからといって無根拠に誹謗中傷してよいものか。実際はシナリオの遅延によるものであるのに、頭に来たからといって「原画家のせいだ」と決めつけて糞味噌に言ってよいものか。それがキンタマに毛の生えた者のやることか。それは言説としてあまりにも妄論であろう。無根拠に誹謗中傷を書き込んだ者は永遠に筆を折るべきであろうし、また、それを看過して知らぬふりをした掲示板の総責任者は、己に卑怯者の烙印を押し、自らを罰して懺悔するべきであろう。

 

[ 357] 衝撃・延期勧告:平泉の行方/上 世界遺産、「逆転登録」へ決意新た /岩手 - 毎日jp(毎日新聞)
[引用サイト]  http://mainichi.jp/area/iwate/news/20080524ddlk03040006000c.html

23日に世界文化遺産を審査する国際記念物遺跡会議(イコモス)から「登録延期」を勧告された「平泉−浄土思想を基調とする文化的景観」。「顕著な普遍的価値の証明が不十分」と、遺産の柱にした「浄土思想」が、イコモスの専門家に理解されなかったのが大きな理由で、7月の世界遺産委員会での登録を目指していた県などの地元関係者は、衝撃を隠しきれなかった。しかし、昨年の石見銀山遺跡(島根県)のように本番で登録となったケースもあるため、関係者は「逆転登録」への巻き返しに向けて決意を新たにした。【平泉世界遺産取材班】
文化庁から県に勧告結果の連絡が入ったのは23日午前4時過ぎ。前日から県庁で連絡を待ち続けた関係者は「登録延期」勧告に表情を硬くした。
平泉町役場では、高橋一男町長や担当職員らが夜を徹して吉報を待った。県教委から勧告結果のメールが届くと、高橋町長は「浄土思想が理解されなかったのか」と肩を落とした。町民には午前6時と同7時10分の2回に分けて防災無線で伝えた。
午前10時からの会見で、高橋町長は「昨年8月に(イコモス現地調査員の)ジャガスさんが訪れた際、浄土思想をわかりやすく説明する必要があると心配していた。それが一つのネックになったのでは」と原因を分析。目に涙を浮かべながら声を詰まらせる場面もあった。
正午には、奥州市の相原正明市長が幹部職員と臨時庁議を開催。勧告が推薦遺産の範囲を再検討するよう指摘している点について、相原市長は「奥州市が抱える白鳥舘遺跡と長者ケ原廃寺跡は、平泉遺産全体と不離一体のもの」と強調した。
出張から帰って来た達増拓也知事は午後3時ごろ、盛岡市内で報道陣の取材に応じた。「イコモス勧告の欠点の分析がまず必要。世界遺産委員会までに何ができるのか、日本として、地元の県、市町として何ができるのかを考えていく」と決意を語った。
夕方からは、達増知事や平泉、一関、奥州の3市町の首長らが急きょ、盛岡市内のホテルに集まり、登録に向けた今後の対応についての会議を開いた。7月の登録に向けて関係機関が連携していくことを確認した。
一関市の本寺地区地域づくり推進協議会の佐藤武雄会長は「地元の人々にも価値を理解してもらい、最後まで頑張っていきたい」と話した。平泉観光協会の小野寺邦夫会長は「残念な結果。あきらめず、昨年の石見銀山の例もあるので、7月の登録の吉報を待ちたい」とコメントした。
イコモスは勧告で、平泉の基調となる「浄土思想」に世界的な意義があるかなど、平泉の「命綱」とも言える部分への課題7点を提示した。
まず、平泉の9資産全体をまとめるキーワードとしての「浄土思想」だ。イコモスは「平泉と浄土思想との関連性が国家的な重要性を越えるものである」点の証明が不十分だと指摘した。「国内だけではなく世界から見ても価値があるのか」(中村英俊県教委文化財・世界遺産担当課長)が問われるが、法貴敬県教育長は「仏教系の考え方をどの程度証明すればいいかには苦労がある」と話す。
中世の農村景観を今にとどめる骨寺村荘園遺跡に関しては、荘園は(浄土思想とかかわる)中尊寺経蔵には関係するが、荘園自体に浄土思想が反映されているわけではないという意味の内容を指摘している。
また2月に文化庁がイコモスに追加資料を提出した、浄土思想と各資産の関連性についても、浄土思想の観点から推薦資産の範囲を再検討する必要性を指摘された。県は「浄土思想だけではなく、政治・行政上の拠点という点も平泉の大切な要素」として、今のところ資産の再構成は検討していないという。
(1)平泉全体の配置と庭園群との間における浄土思想との関連が「失われた文化的伝統または文明の存在を伝承する物証として稀有(けう)の存在」であることを証明しきれていない
(3)骨寺村荘園(農村景観)が、「人間とその環境の相互作用の例外的な事例」であることを十分に証明できていない。荘園の地域は中尊寺の経蔵に関係しているが、その空間配置に浄土思想が反映されていることを十分に証明しきれていない
(4)史料等により、平泉と浄土思想との関連性が国家的な重要性を越えるものであることを十分に証明しきれていない
(5)(アジア・太平洋地域での同種遺産との)比較研究は推薦資産の世界遺産一覧表への記載を検討するのに十分でない
(7)推薦遺産は個々の構成資産間の空間的つながりを含む文化的景観の総体というよりも、個々の構成資産に限定されており、推薦資産の主題と推薦資産・緩衝地帯の区分の在り方との関係について整理が不十分
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