ブライダルナビとは?/ レイク
[ 191] 道新ブライダル・ナビ 山口文子のblog
[引用サイト] http://bridal.hokkaido-np.co.jp/blog/yamaguchi/index.php
みなさんは「占い」を信じますか?雑誌、新聞、朝の番組etc・・黙っていても耳に、そして目に飛び込んできます。たとえば「恋愛運」。「今日は彼との仲がぐっと接近。積極的に恋のアプローチを」それだけで「やった〜」と思え、素敵な一日のスタートが切れるかも知れません。ところが「今日はすれ違いの日、お互いの会話がなかなか、かみ合いません」もうそれだけで「あぁ・・今日の運勢いまいちかも・・」とテンションが下がりっぱなしの、一日に・・。(あくまでも信じた場合の話ですが・苦笑)今日はデートの日。二人の会話が、なんとなくかみ合いません。ふと占いを思い出し「やっぱり占いのとおり・・今日はやっぱりダメみたい・・」一瞬そう思っただけで、ますますお互いの会話がちぐはぐなものになってしまうことって、あると思いませんかいつもなら何も気にならないのに、今日はやけに二人の距離を感じてしまう。いつもなら会話を増やして、コミュニケーションをとって、歩み寄る努力をするのに、今日はなぜかそんな気分になれない・・。これもみんな「占い」のせい・・?(占いに罪はないですね・笑)思考は現実化する、といいます。それは、たとえ無意識であっても、人は「思ったとおりに行動してしまうから」。「今日はダメみたい・・」この思いが、ダメな自分をしっかり演出してくれるってわけ。今日はなぜか、ダメになる言葉が次々とあふれ出してしまう・・、きっと誰しもが経験していることでは?占いもかしこく利用してみてはいかがでしょう。できれば良いことだけを信じて、良いことだけをしっかり自分に取りこんで、「二人の世界は二人で守り育てる」この心意気で「強運」になるためのワザを身につけてみてはいかが。。。 ある携帯電話会社のCM。キャメロン・ディアスが、生き生きとした表情で誰かと話すシーン。笑顔あり、ちょっと困った顔あり、彼女のころころ変わる表情に、電話の相手は誰かしら・・・とつい想像してしまいます。ビジネスシーンの会話、じゃちょっとつまらないから、相手はやっぱり「恋のお相手」と考えると、あの笑顔も納得?電話する姿に「その人」が見える瞬間があります。誰も見ていない自分の部屋で、のんびりとくつろいで話すのと、街なかでは、ちょっと違います。人の目から、一瞬意識がそれるから・・。声の大きさ、しぐさ、表情etc自分の「電話姿」を映すカメラがあったら、ちょっとコワイかも・・(苦笑)時折、男女問わず、ハッとするほど格好いい「電話姿」の人がいます。意識はしていないのでしょうが、背筋を伸ばし、さっそうと歩く姿が、とってもスマート。品がよくて、とても素敵に見えます。電話中はどうしても、話しの内容と、電話の向こうの相手に、意識が行きがち。自分の「電話姿」にまでは、なかなか気がまわりません。でも、ほんの少し意識して、キャメロン・ディアスとまではいかなくても、すれ違った誰かに、ハッとしてもらえるような・・そんな「電話姿」を確立するのって、悪くないかも。きっと電話の向こうの彼(彼女)も、貴方の声から深〜い魅力を感じとって、いつもの会話に「なにか」がプラスされるかも。。。 先日、ある講演会に出かけました。テーマは「結婚の理想と現実」。内容は、いつかお話しましょう。(でもこれから結婚する貴方は知らないほうがいいかも?苦笑)その講演のなかで、とても興味深い話しがありました。それは「二の世界」。「二の世界」と言うのは、例えると「妻と夫」「彼と彼女」「親と子」など。わかりやすく言うと「二人だけの世界」となりますね。恋人同士を例にとってみましょう。つまり彼と彼女が、いつも向き合い、二人だけでいつも時を過ごし、二人の世界の中に閉じこもってしまうと、「愛は短期間で冷める」のだそうです。そこで必要になってくるのが「三の世界」。仕事、趣味、友だちとの時間、勉強、お互いが離れての一人の時間etc・・これらがあることによって、二人の愛は永続きする、というわけです。夫婦、であれば、子どもの存在がそこに加わってくるかも知れません。ある程度の人生経験を重ねた私は「なるほど・・」と、心の底から納得。お互いがいつも向き合い、出来るだけ一緒に居ようとすることが、愛の証だと思うのは、極々自然なこと。でもちょっとだけ視点を変えて、「二の世界」を大切にしながら、「三の世界」も二人の世界に取り込む・・。そんな意思を持って「二人の愛」を、育てる努力をしてみませんか。 若い頃の友人のA子は、つきあい始め彼の好みに、どんどん変わっていきました。「A子,ずいぶん変わったよね〜」「彼女って、あんなに尽くすタイプだった?」そんな友人たちの辛口トークに対抗するかのように、彼女はどんどん美しく変身し、魅力的な女性になっていきました。好きな人の好みに変わっていくA子に対し、ちょっとしたやっかみ?もあったのか、友人たちの評価は、ずっと辛口のままでした。以前、歴史もののテレビを観ていると、新撰組の山南総長と、その恋人、明里の哀しくもせつない別れの物語が、取り上げられていました。「好きな人の前では、自由自在に、その人の望む女になれる、それが本当の強さ」明里の言葉です。「好きな人の好みの女になる」いまどき、そんな古風な女性は居ないのかも知れないけれど、そこに、大きな愛に裏づけされた強い「意思」が存在していたとしたら、とてもいさぎよくて、粋な、女性の姿が浮かんできます。「自分を失くすのではなく、新しい自分になる」自分が変わっていく姿を、みずから愛おしいと感じ、大切にできたらそれはとても素敵なことだと思いませんか。 人はなにかの壁にぶつかると、その対処法も含め、頭の中で色々と考えるもの。「こうなったらどうしよう」「これはいったいどういうことだろう」「どうしたら乗り越えることができるの?」「あの時のあの人の言葉は、どういう意味を持つのかしら」などなど。しかもそれはいつも堂々めぐり、結論はなかなか出ないものですね。恋愛も同じです。二人の愛の雲行きが、なにやらあやしくなってきたとき、どうしても彼の心や行動が理解できないとき、考えなければならないことが山積みになり、時には苦しいほどに、「ああでもない、こうでもない」と、考えをめぐらせます。気がつくと頭の中は、そのことでいっぱい、すでに飽和状態です。「なぜ?」「どうして?」「なにがいけないの?」考えぬけば、本当に答えは出る?出ないことの方が多いでのではないでしょか。なんといっても相手は「人の心」です。自分の心ですら、時にわからなくなる時があるのに、いくら愛する人であっても、いえ、愛する人であればあるほど、わからないことだらけ。そんな時は、ほんの少し「考えごと」から離れてみませんか。静かに、リラックスして「心」で考えてみましょう。意識を頭から心へ、できるならばオナカ(丹田)のあたりまでうつし、「どうして?」「なぜ?」の気持ちを、「自分はどうしたいのか」と,自らの心に問いかけてみるのです。「心の声」に耳を傾け、時には「心の叫び」を、感じとる。そして「心」に集中すると、自分にとって「大切したいもの」がきっと見えてくるはずです。なにかが「直感」として、ひらめくかも知れません。恋愛はあまり頭で考えないこと。「粋か野暮か」そう問われたら、頭で考えるのが「野暮」、そして心の声を聴くのが「粋」と言えるかも・・。「心」って、ころころ変わるから「こころ」と言う、なにかの本にそう書いていました。ころころ変わる「こころ」と静かに対話すると、自分でも気づかなかった「想い」に出逢ったりするもの。そこに、本当に知りたかった「貴方の心の答え」が、潜んでいるのかも知れません。 嫁ぐ日の朝・・あなたはどんな「時」をすごすのでしょう。いよいよ訪れた人生の門出、待ちに待ったこの日、目に映るすべてのものがキラキラときらめき、想いは式場へ翔んでいる?見送る両親の想いが心にしみて、ちょっぴりせつない?私の「その日」はあっけないほど、さっぱりとしたものでした。もう21年前の話しになります。(年がバレますね・苦笑)ブラウンのワンピースに袖を通し、「花嫁さんはオナカがすくから」そういって母が作ってくれた独身最後の朝食を口に運び、「こんな風に母の朝食を食べるのも今日が最後・・」ちょっぴりこみあげるセンチメンタルな想いに急いでふたをし、数時間後におとずれる、夢にまで見た人生最大のハッピーイベントに、私の心は翔んでいました。両親より早く式場に着いていなければならない私は、タクシーに乗り込み、「いつものようにいってきます」と言って家を出ました。まるで仕事に行くように、ただ出かけるように・・。24年育ててくれた両親への感謝の気持ちは溢れるほどたったのに、照れと、恥ずかしさ、そして涙をさけるために・・「ありがとう」の想いを伝える、たった一度のチャンスの日を、逃してしまったのです。「結婚式の日、いつものように出て行った時ちょっぴり淋しかったよ」数年後、孫を抱きながら、さり気なく話す母を見て「あの時、感謝の想いを伝えればよかった」「どれだけ感謝しているかを、涙をこぼしながらでもいいから、ありがとうの言葉とともに話せば良かった」そうしみじみ思ったものです。「いましか言えない言葉」があります。「いましか伝えられない想い」があります。素直に・・心のままに・・想いのままに・・貴女の心を伝えてください。 コーチングのクライアントさんのお話しをしましょう。彼女は仕事に生きがいを持てず、辞表を出すギリギリのところまで、追い詰められていました。コーチングを続けていく中で、少しずつ自分の目標や夢を見つけ、日に日に元気になっていく彼女から、こんな提案がありました。「いいこと日記をつけてみます」彼女はどんな小さなことでも、毎日休まずに手帳に書き込みました。「お客さんの笑顔が嬉しかった」「お客さんがありがとう、とニッコリ笑ってくれた」「仕事帰り友だちと食べたディナーが美味しかった」「ライトアップした桜がきれいだった」たとえいいことがなに一つも探せない日でも、どんな小さなことでもいいから、無理やり見つけてでも書き込むことを、毎日毎日続けたのです。一ヶ月経ったころ「彼ができました」と嬉しい報告。私の心にある想いがよぎりました。「これからは、彼女のいいこと日記には彼のことが綴られていくのかしら」それはそれで良かったのですが、「彼女の夢を実現させる想いが、小さくしぼんでしまわなければいいな」一瞬ですが、ふとそう思ったのです。すると彼女が今までにないくらいの、明るい声で言いました。「私いいこと日記に彼のことを書くのは、やめます。きっと彼のことでいっぱいに なってしまうはずだから・・。私の夢を叶えることと彼のことは別なんです。彼とは別のところでいいことをいっぱい探しながら、夢を叶えていきたい。そんな生き生きとした私を見て、彼は私のことを、もっともっと好きになってくれると思うから。」その言葉を聴いた私は、涙が出るくらい嬉しくなりました。背筋をしゃんと伸ばして生きていく、「凛」とした感じが、彼女の言葉一つ一つから感じられ、「あぁ、どんどん魅力的な女性になっていく」「私も負けてはいられない」コーチの私が、クライアントさんから「力」をいただく瞬間です。。。 我が家には、いくつかの観葉植物があります。どれも結婚した頃から、大切に、心をかけて育ててきたものです。「あなたたちが大好きだから、このまま健やかに育ってね」と声をかけるだけで、成長した観葉植物は、一つもありません。水をやり、元気のない時には、その植物に合った肥料を吟味し、与えました。時には強すぎる日差しから守ために、飾る場所を変え、夏の日陽射しを欲しがっていると感じたら、外の爽やかな風、そして温かな陽射しに当て、大切に育てました。「愛」も同じです。「心」をかけ続けなければ、すぐに枯れてしまいます。人を愛すると、そして人を大切にする心が芽生えると、さまざまなシーンで「いろいろな感情」を、経験することになります。「いろいろな感情」には、幸せなことも、そして辛いことも含まれます。「清濁あわせ飲む」という言葉があります。「幸せな感情も辛い感情も、すべて受け入れ、自分の人生の糧にしていく」そして「その両方を引き受ける」この粋な強さと、潔さが、あなたを今よりずっと素敵な人に変え、さらには二人の愛を、もっと素敵に変えてくれるのです。パートナーに「元気になる言葉をかけていますか?」「自分にとってどんなに大切な人であるか・・を素直に伝えていますか?」恋をし、結婚をし、愛を育み、その時どきに、いろいろな感情を経験する・・・そんなすべての時間を愛おしく思い、そしてその気持ちを大切にしましょう。最後にひとつ・・。他人の恋愛はなんの参考にもなりません。「自分の感性」を信じ、二人だけの愛を大切に育てる努力をしましょう。パートナーと過ごすときの流れの中で「思いがけない自分」に、何度も何度も出会いながら、人生を謳歌してください。 |
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