キャッシュワンのサイトです。
管理 借り方 アラート 報告 文章 形式 事業 複数 取次ぎ 悪質 ガクユー 時間 キャッシングランク 音楽 新春 貸付 秘密 ビデオ アイコ つなげ 場所 最寄り 学校 部屋 作成 特に カラー ホーム 除き 質問

方式とは?/ キャッシュワン

[ 36] 中国新聞 社説
[引用サイト]  http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh200805210173.html

急速に少子高齢化が進む中で、年金制度に黄信号がともっている。安心できる仕組みにしていくにはどうすればいいだろうか。
まず考えられるのは、現行の社会保険方式の維持か、それとも基礎年金を税金で賄う税方式への転換か、ということだろう。それぞれのケースで試算すればどうなるか、政府のシミュレーションの結果がまとまり、社会保障国民会議の分科会で示された。
二方式のプランが長年対立してきただけに、具体的データが出てきたのは前進といえるだろう。ようやく数字を比較しながら論議できる、たたき台ができたからだ。
中身を簡単にまとめると―。二〇〇九年度から基礎年金を税方式に転換し、過去の納付に関係なく全員に満額(月六万六千円)を給付すると約二十四兆円の財源が必要になる。現行制度では基礎年金給付費のうち国庫負担(税金)は〇九年度で約十兆円。差し引き十四兆円の追加財源が新たに必要になる計算だ。消費税5%分に当たる額である。
もちろん、現在約三分の一の国庫負担を、政府が約束した通り〇九年度で二分の一に増やすというのが前提だ。この財源が約二兆三千億円、消費税率で1%必要なので合計で約6%。現在の5%に単純に上乗せすれば11%になる。
税方式に転換した場合、過去に納付した保険料をどう反映させるかも考えなければならない。未納期間に応じて減らせば、追加財源は少なくなるが、現在の低年金や無年金がそのまま残ってしまう。納付に応じて上乗せすれば追加財源は膨れ上がる。
試算結果をどうみるかは、意見の分かれるところである。いずれにしても、消費税率の議論が今後避けられないことは明白だろう。試算の前提である現行の国庫負担の引き上げさえ、財源のめどがついていない現状もあるからだ。
消費税の特性からみて、家計に与える影響では、税方式になればサラリーマン世帯では消費税負担の方が保険料の軽減より大きくなる。中でも低所得者ほど負担が重くなることになりそうだ。自営業者らは全体的に、消費税負担の方が少なくなるが、低所得で保険料免除になっている人は負担の方が大きい。年金受給者は当然、新たな消費税を負担することになる。
もう一つ、消費税を年金だけに充てていいのかという問題もある。医師不足で崩壊の危機にある産科や小児科など、地域医療を立て直すのにも財源が要る。介護も低賃金で慢性的に人手不足だ。
社会保障全体で消費税をどう使うのか。その中で、年金制度では給付と負担のバランスをどうするか。労使折半となっている保険料の企業負担も、今まで通り維持するのかどうか。国民会議では、より総合的な議論を求めたい。
試算データは首相官邸のホームページでも公開されている。試算が妥当か、もっといい方式がないかどうか、幅広い視点での検証が欠かせない。社会保障の形を選ぶのは国民の判断にかかっている。
クイックリンク →トップ地域社説天風録ブログカープサンフレスポーツ全国・世界写真音声動画安全安心おでかけ炎の鉄板
本ページ内に掲載の記事・写真などの一切の無断転載を禁じます。すべての著作権は中国新聞社に帰属します。

 

戻る

キャッシュワンのサイトです。

キャッシュワンのサイトです。