意図とは?/ キャッシュワン
[ 136] 研究結果「メールの意図が正しく伝わる確率は5割」 | WIRED VISION
[引用サイト] http://wiredvision.jp/archives/200602/2006021603.html
同僚が今日送ってきたメールに、「働きすぎないで」と書かれていた。本気だろうか、それとも皮肉だろうか? 自分ではわかっているつもり(たぶん皮肉だ)――しかし、間違っているかもしれない。 月刊誌『人格・社会心理学会ジャーナル』に発表された最近の研究によると、私が電子メールのメッセージの意味合いを正しく捉えている可能性は50%しかないという。この研究ではまた、人は受信する電子メールの意味合いを、90%まで正しく解釈していると考えていることもわかった。 「こうして、感情的な論争が勃発する」と、シカゴ大学のニコラス・エプリー助教授(心理学)は述べている。エプリー助教授は、ニューヨーク大学のジャスティン・クルーガー準教授と共同でこの研究を実施した。「協力してくれた人々は、実際にはその可能性が五分五分でしかないのに、メールのメッセージの意味合いを正しく理解したと思い込んでいた」 この研究では、学部生のペアを30組作り、大学構内の食べ物や天気などのテーマに関する20の意見が書かれたリストを渡した。各ペアの一方が、これらの意見が本気か皮肉かを推測して、選んだ意見を相手にメールで送信した。受け取った方は、メッセージに込められた意味合いを推測し、同時にその判断にどのくらい自信があるかを示した。 メッセージを送信した被験者たちは、相手が意味合いを正しく解釈する確率は80%と予測した。だが実際は、受信した被験者たちがその通りに受け止めた割合は50%を少し超える程度だった。 「書き手が、メッセージに込めた意味合いや感情は明確だと往々にして思うのは、書きながら自分が意図する意味合いを頭の中で『聞いて』いるからだ」と、エプリー助教授は説明する。 同時に、メッセージを読む方は、そのときの気分や型通りの考え方、思い込みに基づいて無意識のうちに内容を解釈している。それにもかかわらず、被験者たちは、自分たちがメッセージを10回のうち9回は正しく解釈していると考えた。 こうしたずれの生じる原因は、自己中心性――自分独自の観点を捨てられないという、一部の人が抱える障害――だと、エプリー助教授は説明する。つまり人は、メッセージが他人の観点からどのように解釈されるかを想像するのがあまり得意ではないということだ。 電子施策研究所の責任者ナンシー・フリン氏は、「電子メールは非常に誤解されやすいもので、感情的な論争の引き金になるだけでなく、多くの訴訟の原因にもなっている」と語る。フリン氏は、『電子メールのルール』や『インスタント・メッセージのルール』(Instant Messaging Rules)というガイドブックの著者でもある。フリン氏によると、従業員の電子メールが引き金となって、職場での訴訟を争っている企業が多数あるという。 「人々は、本当に信じられないくらい馬鹿げたことを会社の電子メールに書いている」と、フリン氏は語った。 |
[ 137] 検索意図の4分類と便利な「キーワード分類表」の実例 | Web担当者Forum
[引用サイト] http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/05/28/1400
さあ、今日は全世界で10億人に及ぶ検索エンジンユーザーの深層心理に迫って、彼らが検索エンジンを使う動機をより包括的に探ってみよう。この(疑似)心理学的な洞察は、ターゲティングやクリック率、広告配信などの視野を広げ、相対的価値まで把握する一助になるかもしれない。 ナビゲーション型の検索は、特定のウェブサイトに直行する意図をもって実行されるんだ。ユーザーが正確なURLを知らないこともあるので、その場合、検索エンジンは(できれば)正しいサイトに案内する「ホワイトページ」として機能する。 情報探索型の検索というカテゴリには、非常に多種多様な検索があてはまる。具体的には、「何とか地方の天気予報」や「どこそこに行く地図と道順」とか、「Sergey Brin氏(Google創設者)の新しい花嫁の名前」、あるいは「火星旅行」といったものだね。このカテゴリに共通するのは、検索が本質的に商業性を持たず、非トランザクション指向だということだ。情報そのものが目的で、クリックして読むという行為以上の、双方向的なやり取りは必要ない。 商業目的の調査で行う検索は、純粋な調査と業務目的の境界線上にまたがって位置する。たとえば、ニューメキシコ州のアルバカーキで、Tシャツの新作販売に協力してくれる潜在パートナーをリストアップするとか、英国でノートパソコン用のバッグを製造してくれる会社を見つけるとか、近々購入予定のデジタルカメラについて、皆が推奨するベストブランドを調査する、といったことが、このカテゴリにあてはまる。直接トランザクションが発生するわけではなく、商品やサービス、金銭のやり取りに結びつかないかもしれないが、純粋に情報だけを求めているわけではない、という点が特徴だ。 上記の分類から、こうした各種の検索で発生するトラフィックの性質や価値の違いが、少しわかってきたと思う。それぞれ何らかの機会をもたらすけれど、その質やターゲティング目的のROI(投資利益率)はすべて同じではないんだ。 チャンス――検索者に自分のサイト/情報/企業の好印象を植えつける。被リンク獲得。ジャーナリストや研究者の注目獲得。潜在的にユーザー登録や購入に発展する可能性。 チャンス――ユーザー登録への転換。購入意思の揺さぶり。メールアドレスの収集。ユーザーのフィードバックやユーザー参加の獲得。 もし、クライアントの依頼や自分のサイトに役立てるためにキーワード調査のチャートを作成しているなら、主要キーワード毎の意図を把握しておくと、驚くほど役に立つ場合がある。具体例を見てみよう。 この手の分析をしておくと、広告をどこに配置して、コンテンツとリンクはどこに集中させれば良いのか決定するときに役立つことがあるんだ。 今回、検索者心理に触れたことで、最も可能性の高い部分に注力しながら、それぞれに違う意図をもった、タイプの異なる検索者に対してどのように情報を提供していくのか、慎重に考える助けになれば、僕としても嬉しい限りだ。 なぜ有料リンクがヤバいのか? グーグル八分の再来?――僕ならリンクは買わない(後編)今すぐにでも始められるリンク獲得の7つの手法20トンの豆製品とオンラインキャンペーンの威力と「Jericho」の悲しい結末「SEOマニフェスト」で考えるSEO担当者の「べし」「べからず」(前半)「SEOマニフェスト」で考えるSEO担当者の「べし」「べからず」(後半)検索マーケティングの権威ハムレット・バティスタ氏とのインタビュー(前半)「使える」SEO自動化ツール登場か?――バティスタ氏インタビュー(後半)検索トラフィックを獲得できないのはなぜか???ありがちな7つの原因と解決策(前編)検索トラフィックを獲得できないのはなぜか???ありがちな7つの原因と解決策(後編)被リンク獲得に外部ディレクトリサイトを使う場合の要注意ポイントキーワード広告で検索連動型広告とコンテンツマッチ広告をうまく扱う10個のコツグーグル世代の若者は……何を考えているの?(前編)グーグル世代の若者は……何を考えているの?(後編)SEOに標準規格は必要?(前半)――米国で起きている論争からわかることSEOに標準規格は必要?(後半)――そのメリットとデメリットソーシャルメディアで成功するタイトル&説明文と、失敗するタイトル&説明文ROIを意識したサイト管理――書評『Web Design for ROI』第3章クローキングのSEOスパムが言い訳できない状況でバレてしまったサイトの悲劇Googleのウェブマスターツールが新興検索エンジンの足を引っ張っている?GoogleのAjax APIを使ってフィード処理と検索をしてみようシドニーのすばらしい夜景とSMX Sydneyで仕入れた情報をお届けしようアフィリエイトマーケティングにおける法的リスク管理の方法(前編)アフィリエイトマーケティングにおける法的リスク管理の方法(後編)ドメイン名の専門カンファレンスでグーグルのマット・カッツ氏が教えてくれたことウィジェットで50万リンクを集めたリンクベイト??スパム扱いされる境界線はどこなんだ?改めて知るリンクベイトの威力――人気検索キーワードトップ10に5つ入ったネタとは?グーグルが商標侵害とサイバースクワッティングに加担? 気になる訴訟の行方(05/26公開予定)質の高いコンテンツでリンクを獲得しよう(05/27公開予定)オンライン広告の規制と事業に関するカンファレンスのレポートをお届けするわ(前編)(05/28公開予定)オンライン広告の規制と事業に関するカンファレンスのレポートをお届けするわ(後編)(05/29公開予定)バックナンバーインデックスへ |
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